仕事内容
会社概要
Blossom Energy(ブロッサムエナジー)は、人類のエネルギー問題を解決する革新的な技術企業です。原子力エネルギーと熱エネルギー貯蔵技術の開発を通じて、持続的で脱炭素化された社会の構築に向けて活動しています。
ミッション・ビジョン
ミッション(目標)
世界中のスチームをグリーン化し、温室効果ガス排出の10%を削減する
パーパス(存在意義)
地球に必要な発明家であり続ける
コアバリュー(哲学)
常に本質を追求し、利他の精神をもって、成果に執着せよ
- 本質を求めろ:「本質とは何か」が最も重要な問い
- 利他的であれ:いついかなる時も、自分の利益を後回しにする
- 執着せよ:いついかなる時も俯瞰することを忘れず、先が見えなくても屈することなく、成果が出るまで突き進め
解決する社会課題
産業の脱炭素化を阻む高温熱の壁
世界の最終エネルギー消費の3分の1を占める産業用熱需要。その80%以上が未だに化石燃料に依存しています。世界は再生可能エネルギーへの移行を急いでいますが、産業界が24時間365日の安定した熱供給を必要とする中、太陽光や風力だけではこの要求を満たすことができません。
製造業の多くのプロセスでは200℃以上の高温蒸気が必要とされています。化石燃料を用いずに200℃以上の蒸気を生成できる製品として電気ボイラがありますが、成熟した工業プロセスに対し、設備の大幅な改修無しに、新たな設備を導入することは困難です。
**産業用の熱源は再エネの活用だけでなく、そもそも電化が難しい状況が続いています。**このミスマッチを解決しなければ、真の脱炭素化は実現できません。これは、気候変動対策における最大の未解決課題の一つなのです。
技術
黒鉛×熱輸送が開く革新的アプローチ
産業用熱源に求められる4つの要件:
- 高温の熱供給能力
- 24時間365日の安定供給
- 経済合理性を持った導入コスト
- 脱炭素との両立
これらの要件を同時に満たす技術として、Blossom Energyは高温に加熱した黒鉛からガスで熱を輸送する技術に着目しました。
黒鉛の特徴
黒鉛は耐熱性が高く、最高2500℃まで加熱することができます。高温の黒鉛と接した高温のガスを蒸気発生器に送れば、最高約500℃の蒸気を生成することが可能です。
黒鉛のエネルギー貯蔵媒体としての優位性:室温からそれぞれの材料の最高使用温度まで加熱した際に投入されるエネルギー(貯蔵エネルギー)を比較すると、黒鉛は耐熱性の高さから最もエネルギー貯蔵密度の大きい素材であることが明らかです。これは現在主流のエネルギー貯蔵技術であるリチウムイオンバッテリーの約6倍です。
黒鉛を加熱するために核分裂エネルギーを用いる場合:従来の原子力発電とは異なる革新的な安全性を備えながら、大規模な産業用熱源を必要とする熱需要家にとって理想的な特性を持っています。
黒鉛を加熱するために再エネを用いる場合:太陽光・風力などの変動電源が増えることで、ピーク時に余剰となった電気を熱として蓄え、必要なときに発電・熱供給へ再変換することで、電力システム全体の安定性を維持します。
Blossom Energyは、黒鉛から熱を輸送する技術を核として、熱の脱炭素化という課題に挑戦します。
CEOメッセージ
代表取締役 濱本真平
日本から原子炉に革新を
木材の燃焼に始まり、石炭、石油、天然ガスというように、エネルギーの使用量の増加が社会を発展させてきました。それに伴って、森林資源の減少、化石燃料の枯渇などの問題を経て、今、地球温暖化が我々の直面している喫緊の課題です。
温室効果ガスである二酸化炭素を排出しない原子力エネルギーは、地球環境を保護するうえで重要な選択肢です。この原子力エネルギーを、革新的に安全で、にもかかわらず経済性を犠牲にしない方法で活用し、皆で安価なエネルギーを安定的に使うことができれば、私たちはいまよりきっと、よい社会を作ることができると信じています。
しかし原子力でどれだけの問題が解決できるでしょうか。私たちができるにも関わらず、放置してしまっている課題はないか。そう考えたときに、もう1つの事業である、熱エネルギー貯蔵技術の開発をスタートさせました。再生可能エネルギーの導入がこれからも進み続けることは間違いありません。それによって生じている問題をどのように解くか。熱エネルギー貯蔵が解決策の一つであることは間違いありません。日本と世界、そして未来のために、革新を続けていきましょう。